アメリカで衝撃を受けた「アドリブ」

サックス奏者 熊谷駿さん:
「ジャズは即興演奏、アドリブの部分があるが、アドリブが凄いプレイヤーがいてアメリカならではのグルーヴというか。これどんなにやっても(自分は)こうならないよなというのを目の当たりにすることが多かった」

アメリカで衝撃を受けた「アドリブ」。熊谷さんは、特にアメリカの名プレイヤーチャーリー・パーカーが生み出した「ビバップ」というスタイルに磨きをかけました。

サックス奏者 熊谷駿さん:
「速いフレーズとかも入れられるビバップの凸凹感というか。(自分の)色が出るし速い中でどれだけ難しいことが出来るかみたいな。挑戦できる部分がビバップなので面白い」

留学中、日米の首脳らが集まる式典での演奏や世界的ベーシスト、デイブ・ホランドさんとも共演を果たしました。

その活躍は地元にも伝わり2018年には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」に初出演しました。

サックス奏者 熊谷駿さん:
「記憶がないぐらい緊張していて、初めて何千人という前での演奏だったので」