京都にある「花折断層」 被害想定は死者最大4660人
今年5月、京都市役所前で行われた市民向けの防災イベント。“ある活断層”への注意が呼びかけられていました。
(京都市消防局の職員)「京都で地震を起こす断層をご存じですか?花折断層というのが一番大きい断層で。(最大)震度でいえば震度7、能登半島地震と同じくらいの地震」
花折断層は京都市左京区にある吉田山の西側を先端とする活断層です。断層は京大農学部のグラウンドを通って、市街地を北北東に横切り、三千院がある大原へ。そこから比良山系を抜けて滋賀県高島市まで全長は約47kmに及びます。京都府によりますと、想定される最大のマグニチュードは7.5で、その場合、京都市内では震度7を観測すると言われています。
そして今年4月、府は新たに花折断層による地震の被害想定を発表しました。
死者(最大)4660人、負傷者(最大)6万830人。