「難聴」によって「認知症」のリスクが高くなるという学説が最近注目を集めています。
2017年に国際アルツハイマー病会議で、「難聴」は、高血圧、糖尿病などとともに認知症の危険因子の一つとして挙げられたほか、「難聴」は、「認知症」の最も大きな危険因子であると指摘されたのです。「難聴」になるとコミュニケーションが取りづらくなり、人との会話を避けるようになります。そうなるとだんだん社会との交流が減少し、認知機能の低下をもたらすことがあるというのです。
赤荻医師によりますと、若いときから「イヤホン難聴」になると「難聴」が進み、将来、認知症になるリスクも高まると使い方に注意を呼びかけます。

早期発見のための受診の目安は日常生活にある、あの音でした。
