告示まであと10日に迫った自民党の総裁選挙。政治とカネの問題をはじめ、さまざまな争点がある中で、多くの候補者が訴えに力を入れているのが「憲法改正」です。
きょう、自民党本部では岸田総理も出席して「憲法改正実現本部」が開かれました。
岸田総理
「自衛隊の明記を含めた複数のテーマについて、一括して国民投票にかけるべく議論を加速化させる。その準備が整ってきたと」
「ポスト岸田」候補の多くが優先度の高い政策に挙げている「憲法改正」。
自民党 高市早苗 経済安保担当大臣
「日本国憲法の改正、もう必ずやり遂げましょうよ。皆さんやり遂げましょうよ!」
自民党 小林鷹之 前経済安保担当大臣
「(衆議院憲法審査会の)幹事を近年、務めてまいりました。これまでの経緯を全て知っているからこそ、人一倍(憲法改正への)思いが強いんです」
この人も…
自民党 小泉進次郎 元環境大臣
「憲法改正は自民党が69年前に立党されてからの国民の皆さんとの約束と考えていますので、この国民投票を一日も早く実施したい」
ただ、憲法改正は自民党の「党是」でもあるため、どの候補も主張が似通っていて、争点にならないという見方も出ています。
自民党幹部
「憲法改正については、おそらく全員賛成でしょう?みんなだいたい同じニュアンスだから、争点にはならないよね」
きょう、自民党は憲法9条への自衛隊の明記について、従来の条文を維持した上で、自衛隊について新たに付け加える形を前提とするなどとした論点をまとめました。
自民党憲法改正実現本部 古屋圭司 本部長
「(総裁選では)この憲法実現本部に取りまとめたこの考え方の範囲内で議論していただきたい」
すると、これまで自衛隊の明記は憲法9条2項の条文を削除することが前提、つまり今回の自民党の方針とは異なる主張をしていた石破元幹事長は。
自民党 石破茂 元幹事長
「今回、これで決まった以上、またそういう(9条2項の)議論を振り出しからしてもしょうがない。だから『これで終わりではない』と申し上げたのはそういうことであります」
持論を事実上、封印しました。
8月のJNN世論調査では「次の総理にもっとも重点的に取り組んで欲しい政策」をひとつだけ聞いたところ、「憲法改正」は1.9%にとどまっています。
ただ、自民党の国会議員と党員が投票権を持つ総裁選挙では、各候補にとって憲法改正も大きなアピールポイントとなっています。
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