1日正午時点の最大風速は17.2メートルに満たなくなりましたので、「台風」から「熱帯低気圧」へと変わりました。

また、今回は「温帯低気圧」ではなく「熱帯低気圧」へ変わりました。なぜなのでしょうか?
こちらも熱帯エリアにある低気圧が「熱帯低気圧」で温帯エリアにある低気圧が「温帯低気圧」思いがちですが、実はこの2つ、低気圧の構造によって区別されているんです。
まず「温帯低気圧」とは、通常のニュースなどでも見聞きする低気圧のことで、日本付近にある低気圧のほとんどがこの「温帯低気圧」です。
北半球では赤道付近が暖かく、北極付近が寒いですが、南の暖気と北の寒気との温度差によってできるのがこの温帯低気圧です。温帯低気圧は暖気と寒気で構成されているんです。