小泉八雲とセツ夫妻をモデルにしたドラマの放送開始を前に島根県松江市のカラコロ工房では、「怪談」をテーマにした奇抜なフードフェアが始まりました。
13日は中国地方初出店の人気クロワッサン店もオープンしますが、こうした仕掛けの背景にはカラコロ工房の苦悩がありました。
"オバケの舌"に見立てたという大田市の「銀山和牛」のサーロイン。
これを客の前で炙って仕上げるその名も「舌炙り怪談寿司」です。
土江諒記者
「口に入れた瞬間に肉の美味しい脂が口いっぱいに広がって幸せですね」
驚きのフードが楽しめるのが松江市のカラコロ工房で8日月曜から始まった「怪談メニューフェア」。
9月29日から放送のNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」を盛り上げようと7つのテナントが、期間限定で怪談をイメージした料理を提供するというイベントです。
中でも、ひと際不気味な存在感を放っているのがこちらの料理。
DARUMA 舟木一成 代表
Qこれは何?「『死霊のはらわた』と言います」Q赤いのは?「血です」
その名も「死霊のはらわた」。
恐るおそる口に運びます。
土江諒記者
「ん?あ!マグロですねこれ!」「上にかかっているのはトマトソース」「香ばしいマグロの唐揚げにトマトソースがよく合いますね。さっぱりしてて美味しいです」
黒い部分は漬け込んだマグロを炭のパウダーをつけてカリッカリに揚げたもの。
血のように見えるのはトマトソースで、見た目とのギャップに驚く一品です。
そしてこちらはその名も「食人鬼のマッグロしじみラーメン」です。
こちらも黒い部分は炭のパウダー。
スープはシジミ出汁が良く効いていてマグロのレアチャーシューとの相性が抜群です。