ゆっくりと熊本県内を通過した台風10号の動きに、農家も翻ろうされました。

熊本県荒尾市にある尾上光洋(おのうえ こうよう)さんのナシ園では、特産のナシの収穫を約1か月後に控える中で台風10号が通過しました。当初の予想から進路が大きく変わったことで、急きょ対策に追われたといいます。

ナシ農家 尾上光洋さん「最終的には九州来るよってなって、そこからバタバタで大変でした」

その甲斐もあってか、今回はほとんど被害が無かったということです。

尾上さん「勢力が弱かったから。あれがまともに来たらなんもかんもダメだった。よかったです、ホッとしてます」

荒尾特産のジャンボナシ『新高』の出荷は、9月中頃から始まります。

尾上さん「これだけの危機を乗り越えたナシを消費者に食べてもらえたら、それが一番」