各地で被害が相次いでいます。県内では1人が行方不明、18人がけがをしています。

県や消防などによりますと、鹿児島市七ツ島ではきのう、係留中の船が沈み、乗っていた福岡県の64歳の男性船長が行方不明となっています。



(記者)「対岸で船が沈み、男性が海に落ちたということです」

さつま町湯田ではきのう午前、台風対策で自宅の屋根に上っていた84歳の男性が足をすべらせ地面に転落し、頭などに大けがをしました。

また、奄美市では、60代男性が風にあおられて転倒し、右足の骨を折る大けがをしています。

そのほか、庭で強風にあおられるなどして、県内では、鹿児島市で4人、枕崎市で3人、薩摩川内市で2人、いちき串木野市で1人、出水市で1人、鹿屋市で2人、指宿市で2人、南種子町で1人のあわせて18人がけがをしました。

一方、昨夜から今朝にかけて、台風が最接近した枕崎市では、明るくなって被害の一端が見えてきました。