工事が中断したまま20年前に倒産した大分県国東市にある大分フラワーカントリークラブ跡の広大な敷地に、県外企業が滞在型の観光農園を計画していることがわかりました。
大分県国東市安岐町の油留木地区では、1993年から大分フラワーカントリークラブの計画が進められましたが、資金難で工事は中断され2002年、クラブは倒産。その後、メガソーラーや畜産施設の計画が浮上したものの頓挫。市の土地開発公社が管理する150ヘクタールの敷地の活用策が課題となっていました。
今年度、公社は跡地を売却するためのプロポーザルを実施し、3つの事業者が応募しました。審査の結果、宿泊施設などを備えた観光農園を計画している県外企業が、優先売却候補に選ばれました。
(国東市・三河明史市長)「正直言って早く処分したい気持ちはあるけど、地元の方のこともあるから地域の発展のために役立つものであればうまくいってくれればいいな」
公社は地域の住民の意見を踏まえた上で事業者と売却契約を交わす方針です。
注目の記事
あま~い誘惑…「別腹」の正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい気持ちに打ち勝つには?医師が解説

【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】

落ち葉で電車が登れない?“空転”で急勾配登れず最大20分の遅れ 紅葉シーズンの難敵「黒い被膜」 富山地方鉄道立山線で珍事

「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】









