「一番不安なのは住宅ローン」町の声
街頭インタビュー
「預金金利が上がることはいいことだとは思うんですけど」
「(Q一番不安なことは?)住宅ローンですね」

「住宅も買ってるんで、子供もまだ小さいんで」
「思い切って色んな政策をしていかないと日本がもう駄目になっていくから」

「諸外国に比べて金利差があるので、まぁ遅きに失したと言われてますけど私もそういう風に感じます」
【平】十八親和銀行では、普通預金・定期預金の金利を9月2日から引き上げます。普通預金が0.02%から0.1%に引き上げられ、1年の定期預金は、0.025%から0.125%と0.1%引き上げられます。また、その他の銀行でも金利が引き上げられます。

一方、貸出金利については、1年以内の短期での借り入れにおける最優遇レート「短期プライムレート」を10月1日から引き上げることを発表しました。

十八親和銀行 野田勝丈執行役員・総合企画部長:
「特に短期プライムレートの引き上げについては、2007年3月以来約17年ぶりとなりますので、現在対象のお客様に丁寧な説明を行っているところです」
例えば、企業の借り入れ額が1,000万円で、返済期間が5年、元金均等支払いでの融資の場合、借入期間全体で負担が数万円増えます。
十八親和銀行 野田勝丈執行役員・総合企画部長:
「金利が1.975%から2.125%に引き上げとなった場合に、初年度の利息が年間で約1万3000円の増加、それから5年間の合計では約3万8000円程度、利息の負担が増えるということになります」
「借入れ期間や金額、今利用いただいている金利の水準等々、色んなパターンがあるので、それぞれのお客様に合わせたアドバイスをさせていただければという風に思っております」