多くの命救った3000回の講演

皆さんは、岡山市在住の竹内昌彦さんをご存知でしょうか?生後間もなく右目を失明、さらには小学生のときに左目を失明し、これまで70年以上にわたって目の全く見えない人生を歩んできました。

そんな竹内さんのライフワークとも言えるのが「講演」です。これまで30年間で3000回近くの講演を行い、悩める多くの人たちを救ってきました。

小学生時代の壮絶ないじめ、青年期の大きな挫折、幼き長男の死...多くの苦難を乗り越えた竹内さんから紡ぎ出される言葉は、今を生きる人たちの心に響きます。

そんな竹内昌彦さんを、RSKラジオ・RSKイブニングニュース・RSK地域スペシャル メッセージでは15年に渡って追い続けてきました。「死ななくてよかった」「その言葉で命を救われた」「生きる勇気をもらった」...竹内さんの言葉・人生をシリーズでお送りしていきます。

「竹内さんに救われた人たち」が集結 その理由は

岡山市内の事務所に、会社経営者や文化人を中心としたメンバーが集まりました。みな、竹内さんの講演に感銘を受けた人たちです。大きなプロジェクトが動き出そうとしていました。

(映画化実行委員会 谷口真吾 事務局長)
「『拝啓、竹内昌彦先生映画化実行委員会』です」

(映画化実行委員会 前田美則さん)
「竹内先生の講演を聞いたときに、身が震えるぐらい感動して、やっぱり人に伝えたい。特に子供たちに聞かせてあげたい」

「竹内先生の話を聞いて、『生きること』『命というもの』その尊さを、本当に体の奥底まで染み込ませてもらった」

竹内さんの半生を、映画で描こうというものです。