河埜さん「学校に行く目標を立てて、給食から6時間目まで全部行くって決めていたんですけど『給食食べに来てるだけだろ』って言われたりしていて」
母・千春さん「しばらく学校に行けていない時期があったので、色々自信を失っているなと感じていた」

そんな中、母・千春さんのすすめで地元のドローンサッカーのチームに加入した河埜さん。練習には様々な地域から様々な年代の人が参加し、ドローンサッカーを通じて多くの仲間ができました。その仲間たちが河埜さんを支えてくれたのです。
河埜さん「大会とかでいろんな知らない人がいっぱいいるんですけど、話して仲良くなって自信がついた」

試合はコミュニケーション 敵も味方も“紡ぐ”スポーツ
この日の練習相手は大分の高校生。ドローンサッカーを通じて知り合った仲間です。

大分の高校生「太陽くんはフレンドリーでも試合ではどんどん点数決めて、負けず嫌いだなと思います」
練習試合という勝負でありながら、仲間たちとコミュニケーションをとれる貴重な場となっています。
そんな河埜さんにとって、ドローンサッカーとは?
河埜さん「敵味方関係なく、(人間関係を)を紡ぐ存在と思っています」