きのう(16日)、「非常に強い勢力」で関東に接近した台風7号。交通に大きな乱れが出たほか、強風の影響で倒木や、指を切断するケガをした人もいました。お盆を直撃した台風、どのような被害や影響があったのでしょうか。

台風7号 関東に最接近 一時1万戸超で停電も

16日午後7時すぎの千葉県銚子市。横殴りの雨に身の危険を感じるほどの風が吹き荒れていました。

高柳光希キャスター
「銚子のホテルです。あたりが暗くなりましたが、プールの水が波を打っています」

千葉県内では午後10時までに銚子市で最大瞬間風速24.8m、成田市では23.1mを観測しました。

非常に強い台風7号は16日午後10時時点で、千葉県銚子市の東南東の位置にあり、1時間に約20キロの速さで北北東へ進んでいます。

この台風の影響で停電も発生しています。

記者
「こちら千葉県栄町の住宅街ですが、停電の影響でしょうか、真っ暗です」

――家の中は暑かった?
自宅が停電した男性

「湿気はありましたね、ちょっと暑いかな。外の方が今なら涼しいかな」

こちらの男性は…

自宅が停電した男性
「お風呂もこれからだったのに沸かせない状態で、何もやることができなくて」

娘の自宅に避難しようと準備をしていましたが…

――お父さん、電気付きましたね
「電気つきました、良かったです」

停電は2時間で復旧。早速エアコンのスイッチを入れます。

「これでやっと蒸し暑さから解放されるようになりました」

東京電力管内では、一時1万戸を超える停電が発生しています。(午後11時4分ごろ)