「1日1食または2食以下の子ども」長期休みには約3倍に

藤森祥平キャスター:
まさみさん一家の他に、このような家庭があります。

夫のDVで離婚した40代の母親と小学生の子どもの3人家族です。母親は取材に対し「子どもたちは1日2食、自分は食べたふり。頼れる人も理解してくれる人もいない」と話します。こうした困窮している家庭にとって、夏休みはどういうものなのでしょう。

news23ディレクター 垣田友也:
こちらは困窮家庭を支援する認定NPO「グッドネーバーズ・ジャパン」が行った困窮家庭を対象にした調査です。

【1日1食または2食以下の子ども】
給食のある機関:12.7%
長期休み期間:42.9%

長期休み期間では給食のある期間と比べ、「1日1食または2食以下の子ども」が3倍近く増えています。「1日1食で子どもが死んでしまわないか怖い」という親からの声も寄せられており、困窮家庭の食生活は本当に深刻な状態です。