「熱帯低気圧」=台風のたまごが発生

17日(土)に沖縄・先島諸島付近で熱帯低気圧が発生しました。「熱帯低気圧」は「台風のタマゴ」とも呼ばれます。

東北を横断した台風5号、関東を直撃した台風7号、熱帯低気圧に変わった6号や8号など、台風の発生が相次いでいます。日本の南の海上は、熱帯低気圧や台風が発生しやすい状況が続いているようです。【 熱帯低気圧発生へ雨と風のシミュレーション】は画像で掲載しています。

【 熱帯低気圧発生へ雨と風のシミュレーション】

16日(金)~17日(土)には、関東の南の台風7号が北上していきます。それに比べて、左下の台湾近くの矢印、つまり「風の循環」は弱く、この熱帯低気圧が台風まで発達するか、まだわかりませんが、雨の予想は台湾から南西諸島と広範囲に渡っています。

19日の予想天気図では、大陸から朝鮮半島に「前線をともなった低気圧」が伸びています。「熱帯低気圧」は今後北寄りに進む見込みで、台風に発達しなくとも「湿った空気」が低気圧と一緒にまとまって、21日(水)ごろには「湿った空気と低気圧による活発な雨雲」が、本州の日本海側や関東甲信など、東日本を中心に雨雲がかかる予想です。

最新の気象情報に注意しておきましょう。