太平洋戦争の終戦から79年目の夏。戦争の悲劇を体験した人たちの高齢化が進む中、次の世代にどうやって語り継いでいくのかが大きな課題となっています。
戦争の記憶を風化させないため体験者の証言を映像として記録する取り組みが
石川県内で進められています。

戦争体験者 石垣千恵子さん
「全部焼けてしまった。家も焼けるし着るものも一切なく。本当の丸裸で戻ってきた」

金沢市に住む 石垣千恵子さん86歳。パソコンの表計算ソフトを駆使し、9月1日に行われる民謡の発表会に向けた準備を進めています。民謡を習い始めて60年あまり。今でも年に1度、ステージで歌声を披露しています。

歌声を披露する石垣千恵子さん

 石垣さんは今年、石川県青年団協議会のよびかけで、終戦記念日を前に戦争体験を語ることになりました。

戦争体験者 石垣千恵子さん
「やっぱり言い伝えていくべきだと思うけど、そんな機会がない。自分でほじくりかえしてやりますと。そこまでの余裕も勇気もない。私は孫にも話したことない」