台風7号に備え、福島県いわき市の果樹農家では、早めに収穫するなど対応に追われています。
阿部正輝記者「いわきの旬の味覚にも台風の脅威が迫っています。梨畑では非常に気温が高い中、急ピッチで収穫作業が進められています」
いわき市の根本大我さんのナシ畑では、主力品種「幸水」の収穫が先週から始まり、まもなくピークを迎えますが、台風の接近により急な対応を迫られています。
梨農家・根本大我さん「(風で実が落ちると)商品価値がなくなってしまう。市場や選果場に卸せなくなる」
15日は、いつもより1時間早い午前5時から収穫を始め、およそ400キロを収穫。風で実が落ちてしまうのに備えて、普段よりおよそ4割多く収穫しました。
根本さん「ダメージは相当大きいと思う。少しでも風がそれてくれれば良いなと思う」