なぜ?真夏のお盆に成人式
成人式というと、1月の「成人の日」や前日に行われるイメージがありますが、福島県内では、真夏のお盆の時期に成人式を行うという自治体があります。なぜこの時期に成人式を開催しているのか、自治体に聞きました。
15日に「二十歳のつどい」が開催される金山町は、「豪雪地帯で1月に開催すると移動が大変なので毎年8月に開催している」ということです。
天栄村は、「学生や社会人などが帰省しやすいのでこの時期に開催している」と回答しました。また、天栄村では、昭和50年代まで冬に成人式を行っていたそうです。しかし、振袖など、新成人が着る衣装がどんどん高価になり、保護者の負担も大きくなっていったため、8月に成人式を開催することになりました。実際、天栄村の成人式では、女性は振袖ではなくドレスなどのフォーマルな装いがほとんどだそうです。
こういった様々な理由から、県内では三島町や、北塩原村など13の町と村がお盆の時期に成人式を開催しています。

成人式を迎えた皆さん、おめでとうございます。














