ボールではなくシャトルを打つ練習

大泉成樹さん:
「(創部当時)野球をやれる人数ではないので、この先どうなるのかと思いながら部をやっていた。グラウンドもボールもなかったので、ほとんど教室で練習をする形だったので、ボールではなくバドミントンのシャトルを打つとか。ゴロの練習では硬式ボールではなくテニスボールで。野球なのかなというのはありました」

その後、新入生が入学し様々な球場を借りながら、やっと練習や試合ができるようになりました。

大泉成樹さん:
「ようやく野球をできるところからスタートした聖和学園野球部なので、それが今年、甲子園に行けて感慨深いと思います」

現在は、仙台市内で空調機の設置をする会社を経営する大泉さん。創部当時、野球ノートに記した言葉です。「甲子園!」

あれから20年。後輩たちがその夢を現実にしてくれました。