アメリカ予報機関も別の熱帯低気圧の発生を示唆もバラツキ大きく
アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予想の結果を見てみます。16日(金)9時の時点での予想結果です。




アメリカ海洋大気庁の予想では、熱帯じょう乱の発生は予想されていますが、16日時点にどこへ進むかについては、西日本方面へと向かうデータ、東日本方面へと向かうデータとかなりのバラツキが見られます。
気象庁は、自国の予想データや海外予報機関の数値予想結果を踏まえて、現時点では次のような見解を示しています。
・⽇本の南では別の熱帯じょう乱がまとまる予想を各モデル⽰しているが、その後の発達程度や進路についてはモデル間のバラつきが非常に⼤きくなっている。⽇本付近は、概ねサブハイ圏内の中で、じょう乱の進路に影響するような流れが弱く、予想が難しい場となっている
・⽇本の南から北上する熱帯じょう乱の位置については、アンサンブルメンバーの中で⻄⽇本付近に進む予想をするメンバーが最も多いが、東⽇本や沖縄・奄美付近に進む予想をするメンバーも⼀部存在する
・16〜18⽇にかけて本州付近に予想している低気圧については不確実性が⼤きく、今後予想が変わる可能性があることに留意
※台風情報については、最終的には気象庁の台風情報をご確認ください