石川の「米原推し」を受けても ‟小浜派”の馳浩知事は慎重な立場崩さず

米原ルートを推す石川の政財界にとっては、石川県知事が味方につけばいうことはないといったところでしょうが、現状はそうなっていません。

石川県の馳浩知事は、小浜・京都ルートを決めたとき自民党の衆院議員であり「生みの親」の立場です。さらに、福井県や関西圏の知事と歩調を合わせる形で、現在も米原ルートには与していません。

それでも、足もとで米原推しが激しくなっていることは無視できないともいえます。

石川県・馳浩知事

石川県・馳浩知事「長いなぁ…生きているかな」

与党整備委員会で敦賀・新大阪間の工事が最長28年程度かかる見通しになったことについて、8日の会見で尋ねられたとき、こんな実感を述べつつ、言葉を選びながら今後の見通しなどを示しました。

石川県・馳浩知事「施工上の課題への対応はもとより、5条件をクリアできるのか、本格的な議論が開始されるものと考えており、これは開かれた場での議論をし、多くの国民に事実関係をお知らせいただきたいと思う」

敦賀より西のルートは、いずれかに決めて進めなければいけないのは自明のことですが、延伸をめぐる「綱引き」のゆくえは沿線に関係する人たちの大きな関心事になっているようです。