▽サンクスラボ 米澤優希さん
「例えば光や水質といったところをデジタルツールを使って管理をしております。光は水槽という環境でサンゴを育てるという上ではとても重要。サンゴの生活リズムを狂わせないというところがとても大事な要素になっています」

ITを活用して水槽の状況を“見える化”。そのデータをもとに、就労支援の利用者が水槽管理や清掃を行います
▽女性従業員は…
「サンゴに関する知識も増えるんですけど、愛着もすごく湧くので楽しいです」
「身近にあるはずのサンゴがこんなにいろいろ、1個1個も全部種類が違っていたり。環境問題とかに意識が向いてくる」
豊かな海を目指す「里海珊瑚プロジェクトは」今年4月、自治体や漁協の協力を得て、サンゴの苗を採取した豊見城市の沖合で植えつけ作業が行われました。

漁業関係者は、今後成長したサンゴがイカの産卵場所になるなど海洋資源の回復に期待を寄せています。

▽漁業関係者
「サンゴの取り組みをやることによって、海も綺麗になってそれで僕らが漁業として取っていく、イカ類が寄ってくる可能性があるってこと聞いたらどちらもいいかなと思った」