8月7日は暦の上で秋のはじまりとなる「立秋」ですが、各地で猛暑日になるなど危険な暑さとなりました。夜も気温が下がらず、寝苦しい日が続いています。

熱帯夜が続く中…睡眠中の熱中症に要注意

良原安美キャスター:
睡眠中の熱中症についてお伝えします。

7日も各地で気温が上がり、猛暑日になったところも多くなりましたが、夜も暑いという日も続いていますよね。

熱帯夜というのは1日の最低気温が25℃以上となる日のことです。

こちらは熱帯夜が直近で続いている日数です。

東京:5日間
金沢:5日間
名古屋:11日間
大阪:21日間
広島:20日間
高知:20日間
福岡:21日間
鹿児島:21日間

大阪や福岡、鹿児島などではもう1か月近く熱帯夜が続いているということになります。

さらに2024年の暑さの特徴として、こんなこともあるそうです。

東京の7月24日の気温の変化なんですが、最高気温は午前10時17分の36℃でした。その後、午後1時11分から約1時間、雨が降って気温が24.9℃に下がります。そして、また夜にかけて気温が上がります。

さらに、雨も降ったので平均湿度は69%と蒸し暑い夜になったわけです。

國本未華気象予報士によりますと、「昼間に雨が降ることで一旦気温が低下したが、夜に気温が上昇し、さらに湿度も高いため、寝苦しい夜になっている」と話しています。

夕立ではなく昼間に雨が降るので、気温が下がったままにならず、気温の高い夜が続いているということなんです。