富山県内では24日新たに過去2番目となる2715人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また1日としては過去最多 5人の死亡が確認されました。

富山県内で24日新たに新型コロナウイルスに感染した人は2715人で、今月19日の2891人に次ぐ2番目の多さとなりました。

年代別では40代が最も多く次いで20代となっています。市町村別では、富山市が942人と最も多く、次いで高岡市、射水市。氷見市でも159人の感染が確認されました。

また65歳以上の高齢患者3人と40代から64歳までの中高年の患者2人のあわせて5人の死亡が確認されています。


1日に公表された死者数としては過去最多となりました。いずれも基礎疾患を持っていました。


確認されたクラスターは4件で、このうち富山市の介護老人保健施設では入居者32人、職員4人のあわせて36人が感染。症状は軽症および中等症です。

そのほか砺波市の医療機関や高岡市の高齢者施設、富山市の有料老人ホームでもクラスターが確認されています。


県内の感染者の累計は、9万5000人を超え自宅療養者の数は、700人以上増え1万8000人を超えました。



岸田総理は24日、新型コロナの「全数把握」を見直し、医療がひっ迫している自治体に関しては、医師が届け出る対象を重症化リスクの高い人に限定すると発表しました。

富山県は国から詳細な通知が来てから今後の対応を検討するとしています。