驚異の大噴水…ドイツ「ヴィルヘルムスヘーエ公園」

二つめの「おすすめの穴場の世界遺産」はドイツの「ヴィルヘルムスヘーエ公園」。これはロマンチック街道の街・カッセルにある、噴水など「水の芸術」が売りもののバロック庭園です。

長さ350メートルもある階段状の滝、高さ50メートルまで噴き上がる噴水、わざと廃墟のように作った水道橋から流れ落ちる水・・・300年前に建設を始めて100年がかりで完成させたものです。

基本的にはポンプなどの動力を使わず、自然の高低差を使って噴水を上げ、人工の水路を水が流れるように工夫がされています。番組でも撮影したのですが、これほど見どころのたくさんある水の庭園がドイツにあったとは驚きでした。

暑い夏にはぴったりの涼しげな世界遺産です。