「本当に暑い」熱中症リスクも
私が今回特に感じたのは、停電や断水が続くなかでの復旧作業の過酷さです。広い範囲で住宅が浸水した酒田市大沢地区では、屋外で作業する人の姿が多く見られました。私がいた3日間も、シャツ1枚で歩いているだけで汗ばむ蒸し暑さを感じました。
復旧作業にあたる住民「電気がないので、食料の保存も全然きかない。扇風機やエアコンも何もつけられない。熱中症とか健康のリスクもかなり大きい」
復旧作業にあたる住民「きょうは夕方4時までやる。本当に暑い、できればやりたくない」

災害時の熱中症対策として、総務省消防庁などは、「できるだけ2人以上で作業を行うこと」や「水分や塩分をこまめにとり休憩場所は涼しい場所を確保すること」などを呼びかけています。
これからの季節、避難経路や場所の確認など、大雨への対策はもちろんですが、その後の暑さも念頭に備えておくことが大切だと感じました。
