ロシアの電撃戦は「誤算続き」

はい、この戦争はロシア側がオリンピックとパラリンピックの間で全て制圧しようと思っていたのが、ロシア軍の、プーチン政権の思惑だったんです。それが失敗に終わった。ウクライナは、キーウ近郊の橋を破壊して、ロシア軍の侵攻を阻みました。またロシアはハイブリッド戦といいまして、電脳(インターネット)空間でも様々なインフラを攻撃して地上軍の展開をしやすくしようと思ったんですけども、ウクライナ側がアメリカのIT企業だったり、そういったもので抑えた。それによって失敗したところから全てもう、プーチン大統領、ロシア側の誤算によって続いているというのがこの戦況だと思います。
―――ブチャなどの人権侵害、戦争犯罪これは大変国際社会から非難を受けましたね。
はい。この戦争というのは、いつ終わるかどうかは見通せないんですけども、このブチャであった人権侵害もしくは戦争犯罪は必ず法廷で裁かれるはずです。そうするとこれを指示したのはプーチン大統領ということなので、「戦争犯罪の支持者」という名前がプーチン大統領して歴史に残ると私は思います。
―――そしてルハンシク州制圧、南部で反撃という形になりました。