女川原発2号機の再稼働が2024年11月頃に延期されたことについて、東北電力の樋口康二郎社長は31日の会見で「再度の見直しが発生しないよう取り組んでいく」などと述べました。
東北電力 樋口康二郎社長:
「再度見直しが発生することの無いようにしっかりとひとつひとつプロセスを重ねながら取り組んでまいりたい」

東北電力の樋口社長は31日の会見でこのように述べ、女川原発2号機について11月頃の再稼働を目指す方針を示しました。原子力規制庁による現場確認で指摘があった敷地内の仮設の建物は7月24日に撤去が完了したということです。大規模損壊訓練については、8月上旬に行うということです。また、東北電力は第一四半期の連結決算を発表し、経常利益は前の年に比べて229億円少ない901億円となっています。