ベルサイユ宮殿の中を疾走「クロスカントリー」

良原キャスター:
そして2日目に行われるのが「クロスカントリー」です。柵や池など“人馬一体で疾走”します。今大会はベルサイユ宮殿の中を疾走するということで、これにも魅せられました。
佐藤賢希さん:
もう本当に素晴らしいロケーションでした。「クロスカントリー」は総合馬術において最も重要な要になります。5キロ以上のコースを分速570mで駆け抜け、基本的には森の中や水の中など固定障害を飛び越えていきます。
ホランキャスター:
選手はどんなことを考えながら騎乗されているんですか。
佐藤賢希さん:
やはり馬の体力がすごく問われるので、スピードを出しすぎても駄目ですし、コントロールの部分など。あとは「馬の勇気」が非常に試される種目になります。
井上キャスター:
全種目、同じ馬で行って馬の規定はあるのでしょうか。
佐藤賢希さん:
馬に対しては年齢制限があります。あとは馬がきちんと健康状態にあるか、というところは競技を始める前に非常に見られます。