「家族を捨てるのも1個の方法」 無自覚のうちに選んだ上京
徳井さんはお笑いの道を目指し、高校卒業後に上京します。それ以前のことについて苦しい、つらいという思いはなかったといいますが、家族から離れる選択をしたことがひとつ救われたのではないかと振り返ります。
それは、徳井さんがヤングケアラーの当事者に「ひとつの選択肢としてあるんだよ」と伝えたいことです。
徳井健太さん「残酷に聞こえると思うんですけど、僕は家族を捨てるのも1個の方法かなと思って。そんなにヤングケアラーで切羽詰まってパンク寸前で、もしかしたらパンクしちゃっている子もいると思うんですけど、だったら家族を捨ててどこか違う場所で生きてみるのもいいんじゃないって僕は思います」