夏のオリンピック6大会連続出場

花の都・パリ。8月で不惑を迎える古川選手に迷いはありません。
古川高晴選手
「雰囲気といえば毎回の五輪は違うけれど、雰囲気違うからと言って惑わされたらダメだと思うので。70メートル先の的を狙うのに集中していました」

夏は日本勢最多に並ぶ6度目のオリンピック出場です。今から20年前、2004年のアテネ大会に初めて挑む心境を語る際は二十歳の若者でした。

古川高晴選手(2004年当時)
「メダルを狙うつもりはない。何位以内とかもない。ただがんばるだけ」
初出場から20年―。この歳月は古川選手を取り巻く環境を変えました。