およそ400人が出席して開かれた県民会議では、小浜・京都ルートを支持してきた国会議員や馳浩知事と、米原ルートの再検討を求める自治体トップや県議が一堂に会することとなり、議論の行方に注目が集まりました。
石川県・馳浩知事「ルート決定から7年が経過するにも関わらず、いまだ着工されないことの不安感によるものだろう」

米原ルートを推す声は建設が進まないことから出ていると、これまでの認識を改めて示した馳知事ですが、経済界からは慎重に言葉を選びながらも反論するような意見が表明されます。
石川県商工会議所連合会・安宅建樹会頭「原点に戻った検討が必要ではないかという声が大きくなっている」
その後、着工に向けた費用や具体的なスケジュールの提示を国に求めるとともに、米原ルートも含めた再検討を要望する決議を満場一致で採決しました。