使った防護服は2000枚を超えた

職員用の防護服は消耗品のため、トータルで2000枚以上を使用しました。
さらに、食事の提供も苦労したといいます。

よろこぼう屋 齋藤憲嗣 社長
「調理済みの食材を使うことを考えていましたが、調理にあたる者が濃厚接触者になったりとかで、業務が出来なかったりすると対応できないので、10日くらいは弁当で対応しました」


万一に備え、対応してもらえる弁当業者を確保しておくことも必要だと話します。

齋藤さんが、こうした自分たちの経験を、あえて発信する理由とは。

よろこぼう屋 齋藤憲嗣 社長
「本当に苦労したので、こうした情報は横のつながりがあってもなかなか情報発信をされない部分も多いので、情報共有は大事なのかなと思って公表しました」

よろこぼう屋では、他の施設で集団感染が起きた際に、防護服を提供するなどの支援も行っているということです。