養蜂家が大学生に期待することは…
宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
「さらっとしています。いつもより濃さがないというか。食べやすい感じがします」
この日、採れたはちみつはおよそ8キロ。この後外部で、販売のための瓶詰めを行ってもらうということです。

宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
「生産から販売までできるというところに魅力を感じていて、そもそもはちみつを生産しないとどうにもならない(販売に至らない)っていうところが、責任を感じている」
サポートする養蜂家も学生たちの取り組みは自然を守ることにつながると期待を寄せます。

養蜂家 渡邉誠さん:
「学生は楽しんでやっているからうれしい。自然は循環社会ですから、ミツバチが花が咲いているところに行って受粉をして種ができる。自然を守るという観点で大切なことだと思います」
この養蜂活動は、宮城学院女子大学で2019年から行われていて、大学でのこうした取り組みは東北で唯一だということです。現在、20人の学生が参加しています。毎週メンバーが交代しながら養蜂を行うため、情報共有にも力を入れています。