大学のキャンパス内で養蜂活動に取り組み、集めたはちみつの販売まで行う女子大学生がいます。大学で養蜂ができるのは豊かな自然があるからだと話す彼女たちがつくるはちみつとは。
キャンパス内で「採蜜」
黄金色に透き通ったはちみつ。ヨーグルトやパンとの相性も良く毎日の食卓に欠かせないという人も多いのではないでしょうか。実は、仙台市青葉区にある宮城学院女子大学のキャンパス内でも「はちみつ」がつくられています。

「水の森自然休養林」と呼ばれる場所に8箱の巣箱が設置され、およそ10万匹のセイヨウミツバチが周辺の多様な植物から蜜を集めています。7月13日。7人の学生が養蜂家のアドバイスを受けながら、はちみつの収穫=「採蜜(さいみつ)」をしました。

事業メンバーのひとり宮城学院女子大学3年生の菅原実来さんです。
宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
「最初はもちろん怖くて、虫も得意なわけではないので。今はかわいいですね、元気に生きていてほしいって思います」
作業では巣箱から取り出した巣の板を「遠心分離機」にかけてはちみつを集めていきます。菅原さん、さっそく味を確かめます。