「はちみつを採るだけじゃない」そのワケは
宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
「応援してるよっていう声をすごいいただいて励みになります。一言でいうと達成感。商品を手に取ってもらって笑顔になっていただいた時にはうれしい」
菅原さんたちは、はちみつの生産から販売まで取り組むことで、貴重な自然を守っていくことにつなげていきたいと話します。

宮城学院女子大学3年 菅原実来さん:
「はちみつを採るためにも周りの自然は大切ですし、私たちが生活する中でも自然は壊さないようにした方がいいと思うので、はちみつを採るだけではなくて、自分たちが生活する中でも自然の保全活動はやっていきたい」
また、宮城学院女子大では「ミツロウ」を利用したカヌレの生産にも取り組んでいます。「ミツロウ」とはミツバチが巣をつくるために分泌するロウのことで、商品にする際には不純物となるため、煮だした後にろ過を繰り返して取り除きます。

このミツロウを利用してつくられたカヌレは、はちみつとともに販売され多くの人に宮城学院女子大学の養蜂の活動を知ってもらうきっかけとなっていました。彼女たちの養蜂への取り組みはおいしいはちみつをつくることだけでなく、自然を守ったり、その過程の中で無駄なものを出さないというSDGsにもつながっています。