後半戦の打線のキーマンは3人
―――岡田監督は「勝負は8月9月」ということを話しています。その8月は、9日から4カード連続でドーム球場での試合になります。ドームでの試合は屋外と比べてピッチャーの疲労が少ないのでしょうか?
「普通に人間が生きていく中で、この時期、日ざしに当たるのが一番きついじゃないですか。ピッチャーが顔を真っ赤にして投げている姿を見ると思いますが、あれ、例えると、20m30mの短距離走をずっと連続で走ってるような、そんな感じです。ピッチャーはやっぱり室内になることによって、疲労感は全然違うと思います」
―――後半戦のカギは「打線&得点力が必要」ということのようですね?
「ここだけだと思います、本当に。ここが上がってくれば、投手陣はいいので、連勝していくと思います」
―――また、「個人的には広島が不気味」だと?
「若い戦力が良くて、機動力が使えるんです。去年のタイガースの野球を広島がやっているようなイメージ。勢いがあるのでちょっと怖いですね」
―――さらに、後半戦の打線のキーマンとして今成さんが挙げたのは、近本光司選手、中野拓夢選手、そして大山選手です。
「この3選手は技術も経験もありますので、この3選手が上がってこないとタイガースの得点力は上がってこないんじゃないかなと僕は思いますね」