22日は太平洋高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温の上昇の影響も加わって、西日本から東日本では大気の状態が非常に不安定となりました。午後になると各地で局地的に発達した積乱雲が発生し、雷を伴った激しい雨が降りました。

ひまわりの衛星画像を見ると、東京周辺や北関東、積乱雲が湧き立つ様子が確認できます。東海から近畿、中国地方では非常に発達した積乱雲が次々と発生する様子をみることができます。

午後3時から6時までの3時間の動画ではまるで沸騰するかのように湧き立つ様子がよくわかります。この積乱雲の下では激しい雷雨や突風などのおそれがあって竜巻注意情報が発表されるなど危険な状況となりますが、宇宙からその様子をみると自然の凄さを感じることができます。