深海魚なのに「浅い海」で育つ…?
なかなか想像できない、未知の世界をご案内します。展示の中に入ると、深海をイメージした暗い道になっています。
海よりも深い知識を持つ飼育員、石井輪太郎さんに話を伺います。
Q.石井さんがこの企画展を考えたということですが、どんな展示になっていますか?
石井さん「深海魚の一生をテーマに、子どもから大人まで楽しめる展示になっています」

今回は、深海魚の中でも、ある特徴を持つ深海魚にスポットをあてているんです。
それが「浅い海で育つ深海魚」です。
深海魚の中には、浅いところまで卵が浮いて、そこで幼魚の期間を過ごす種類がいます。そして、大人になると、再び深海まで戻ります。

Q.浅い海のほうが敵もたくさんいて、過酷なんじゃないかと思いますが…
石井さん「天敵は多いけど、その分エサが豊富なので、幼魚たちが育つ場としては適していると思います」
そして、深海魚の企画展にあわせて、レストランには「深海グルメ」も登場しました。
