21日、広島県坂町の海水浴場で遊泳中の女子中学生が溺れて死亡する事故がありました。
警察や消防によりますと、21日午前11時前、広島県坂町の海水浴場の管理者から「女性が流されたかもしれない。姿が見えない」と通報がありました。

姿が見えなくなっていたのは女子中学生(13)で、警察と消防、海上保安庁が、ヘリコプターや船などで捜索にあたっていたところ、午後0時20分ごろ、消防によって海底で発見されたということです。女子中学生は心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、午後2時ごろ、死亡が確認されたということです。

■事故のあった海水浴場のライフセーバー
「(事故のあった海は)3メートル先はどんどん深くなって、5~6メートル先はもう背が届かない地形になっています。海の状況はいたって静かだった、波もそんなにありませんでした」
女子中学生は家族や友人の6人で海水浴場を訪れ、事故当時、3人が海に入っていたということです。警察では、女子中学生が溺れた詳しい経緯について調べています。
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