起工式そして開業へ オープン前から4000人の大行列
■1973(昭和48)年3月22日 広島センタービル起工式





現在のバスセンターが入る「広島センタービル」の起工式を伝えるニュース映像です。当時の原稿では、1450平方メートルの敷地に、地上10階、地下2階のビルを建設。総工費は約100億円。改造計画から4年、都市交通体系の再編成などが絡んで難航していたなかでようやく起工したとあります。
■1973(昭和48)年3月24日 仮のバスセンター運用開始




起工式の2日後のニュースでは、仮のバスセンターの運用が始まった事を伝えています。新たなバスターミナルが完成するまで県庁東隣の仮設ターミナルに移転しました。
■1974(昭和49)年10月10日 「広島センタービル」オープン





1974(昭和49)年10月10日、広島バスセンターが入る「広島センタービル」がオープンしました。当時の原稿によると、開業前からおよそ4000人が訪れ、歩道にはあふれんばかりの人が列を作っていた様子が残されています。


当時、中国地方では最大規模のビルとして誕生した「広島センタービル」。百貨店のそごうに専門店街、そして3階にはバスターミナルが入り、大きく注目されました。この日のニュースでは、開業当日だけで広島センタービルに24万人もの人が繰り出した、と記載されています。





