体操代表選手の“厳しい”行動規範
―――日本体操協会の『日本代表選手の行動規範』では、「20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止」「20歳以上であっても飲酒は禁止 ただし合宿の打ち上げ等は監督の許可を得て可能」「代表チームとしての活動の場所では、選手・役員は異性の部屋への出入りを禁止」ということが定められています。「未成年者の単独行動は禁止」という規範もあり、非常に厳しいとも感じますが?
「今回もそうですが、ジュニアの高校生とかの選手が、女子の場合は代表で入ってくることが多いんですね。未成年者が成人と一緒に行動するので、そういう意味で未成年者に合わせてあげなきゃいけないところがあるんだと思います。僕は高校3年生でオリンピックに出たときに、上は大学生が1人で、あとは社会人の方がほとんどでした。そういう方々と合宿をして生活をして試合に行くので、やはりジュニアの子たちに合わせてあげることがあって、こういうふうに厳しくなっているんだと思います」