もはや恒例!?駅長とのスペシャルトークショー

小林さんと降幡さんと登壇した小宮山学沼津駅長(写真右)

小林さんと降幡さんは、バースデーケーキへの入刀や乾杯の発声を務めた後に一旦降壇し、ファンの間ではすっかり馴染みとなった小宮山学沼津駅長とのトークショーで再びステージに上がりました。

沼津駅では、JR東海と『ラブライブ!サンシャイン!!』がコラボした「JR東海✕ラブライブ!サンシャイン!!沼津ゲキ推しキャンペーン」が展開中ですが、2人はこれに関連し沼津駅の一日駅長を務めた実績があり、当時の裏話などで会場を沸かせました。

「変わらずみなさんと走り続けたい」9周年への想い

進行役は沼津あげつち商店街振興組合の峯知美専務理事(写真左)

小林さんと降幡さんの参加で全てが特別な今回の誕生祭でしたが、やはりメインと言えるプログラムは2人のトークショーです。「Aqours」の結成9周年に対する想いや、この9年間の思い出がたっぷり40分に亘って語られました。

<降幡愛さん>
「こんなにも長く黒澤ルビィという役を隣り合わせで走るって思ってなくて、本当に未知なる体験をさせてもらってるなって思うんですけど、やっぱりまだまだ『Aqours』はいろんな奇跡を起こせると思いますし、沼津の人たちに恩返しができるように『Aqours』として、この沼津の魅力を広げていけるように今年も頑張ろうと思いました」

<小林愛香さん>
「壁にぶつかることも多いですけど、そんな中でもできることを探して、一生懸命走ってきたのが『Aqours』だと思ってるので、9周年でフィナーレですけど、10周年も楽しみがいっぱいあることを私は信じているので、変わらずみなさんと走り続けたいなと思っております」

ファンも大満足の3時間半「距離が近くてドキドキでした!」

ヨハネ・小林さんの大ファンだという高校生は家族3人で大阪から参加

最後は恒例の抽選会で締めくくられた今回の誕生祭。想像を超えるサプライズもあり、3時間半の濃厚なプログラムに参加者たちは大満足の様子でした。2022年、2023年と7月13日が平日だったため、土曜と重なった今回初めてエントリーすることができたという大阪から来た高校生は、「(小林さんと降幡さんと)距離がめちゃくちゃ近くて、もうドキドキでした!」と興奮気味に語ってくれました。三連休は沼津で過ごし、内浦など作品の舞台を回る予定だということでした。

地元よりも静岡県外からの来場者が多いのがこのイベントの特徴で、今回も最も多かったのは関東地方からの参加者でした。国内では、北海道や四国など遠方からの参加者もいましたが、韓国や中国、香港など国外から来たというファンの姿も散見されました。香港から来たという男性は、日本語は分からないとのことでしたが、抽選会の景品を片手に満足そうな笑顔で会場を後にしました。

ファンと一体となって実現できたパーティー

布澤呉服店の六代目で商店街の副理事を務める澤健太郎さん

毎回、少しでも参加者に喜んでもらいたい、驚いてもらいたいと知恵を絞っているあげつち商店街のメンバーも、参加者の満足そうな姿を見て、9周年の節目にふさわしい特別な誕生祭になったと手応えを感じています。

<沼津あげつち商店街振興組合 副理事 澤健太郎さん>
「声優さんたちがこういったまちのイベントに顔を出して下さるというのは、日頃からファンの方たちがあげつち商店街を歩いて下さって、店の方と触れ合っていただくという光景がキャストさんや製作会社の方たちの目に留まって、それがイベントに来ていただけるというところまで繋がっていると感じていますので、そういったところで本当にみなさんと一体となってできたパーティーかなと思っています」