手術の後遺症でピアノが弾けなくなる...彼女の選択は
その後、胸のしこりが大きくなり、ガンの切除を勧められた高橋さん。しかし、手術の後遺症でピアノが弾けなくなるのを恐れ、ガンを全摘出せず、神経を温存する選択をしました。

なぜそこまで…。
今は病床の高橋さんが、「声だけなら」とリモートで当時の思いを語ってくれました。
(高橋ゆり子さん)
「『こんなことで負けてたまるか』みたいな気持ちのほうが90%。『後ろばかり振り返って』というのも、あんまり好きじゃなかったから。『前向きにとらえてなんかの肥やしにしてやれ』くらいの気持ちで挑んだような気もします」