岡山県玉野市の中学校で、校則を撤廃し、生徒自ら学校のルールを考案しようという、独自の取り組みが進められています。きょう(6日)は、生徒同士の話し合いに、地域で働く社会人も参加。世代を超えて、ルール作りの在り方について考えました。

「この場にはいろいろな世代の方が集まっていることをみなさん全員が意識をして、いろいろな価値観があることを前提に話し合っていきましょう」
荘内中学校で開かれた、「ルールメイキングサミット」です。生徒たちがグループに分かれて学校生活のルールについて話し合うもので、きょうは、県の内外で働く社会人約60人も招かれました。

(参加した社会人)
「どんな意見が出るのか楽しみにしています。お願いします」
荘内中学校では、生徒の「考える力」を育もうと2023年に校則を撤廃。生徒みずからルールを考案していて、これまでに、頭髪についての規則の緩和や、自動販売機の設置などを実現してきました。しかし、今年度、防寒着の着用の是非をめぐり、生徒同士の意見が対立。そこで、ルール作りの在り方を見直すため、客観的な意見をもらおうと、大人の力を借りることにしたのだといいます。

(荘内中学校 生徒会長 宮下桃奈さん)
「(今まで)中学生だけでルールメイキングをしていたんですけど、それよりも、いろんな視点から話ができるので、大人がいたほうがいいなという感じで」
きょうは、これまで生徒だけでは意見がまとまらなかったというパーカーの着用の是非やマフラーや手袋の着脱のルールについて、世代を超えて、話し合われました。
「人目がどうなるかっていう」
「第一印象が…」
「ロゴがでかく書いているようなやつはダメ」

(参加者)
「私は仕事中にひざ掛けをしているので、足元がどうしても冷えちゃうから、パーカーよりは足(の防寒)かなと」
様々な視点から聞かれた様々な意見。生徒たちは社会人との交流を通してルール作りをする上で大切なことを学んだようです。
(参加した生徒)
「とても楽しかったし、(他人)の意見を取り入れて、それを自分事として考えることがいいなと思いました」
(参加した生徒)
「(社会人が)他の人の意見を聞いたりしていたのが、これからの生活で大事なことなんだなとしっかり分かりました」

生徒たちは、今回の話し合いで出た意見を元に、防寒対策のルールについて結論を出していく方針です。荘内中学校では今後も、社会人との交流の機会を設け、生徒の成長につなげていきたいとしています。














