メンバー入り逃した3年生の引退試合、涙…
須藤飛龍投手「きょう最後なんで、今まで練習してきた全部出したいっす」
背番号をもらえなかった3年生たちの引退試合です。主力の選手たちもこの日はサポート役に回ります。

出場する選手にとっては、この日が高校野球の集大成。一球一球に魂を込めます。意気込みを語った須藤投手が、マウンドに立ちました。

気持ちのこもったピッチングで、高校生活での野球を終えました。

須藤投手の母「メンバー発表があった日の夜に息子から9年間お世話になりましたと、感謝の言葉をいただきました。この苦労が報われました。」
須藤飛龍投手「高校野球2年半めっちゃ短かったです。あっという間に終わっちゃいました。(試合に出る選手には)初戦から全力でいってもらって、日本一みんなで行けるようにしたい」
試合後、3年生たちは苦楽を共にしてきた戦友に感謝の思いを伝えます。目標とする日本一に、必ず。116人の部員が1つになり、聖光は今年も、頂点を目指します。

斎藤智也監督「受けて立つではなくて、うちもそれ以上のチャレンジャー精神で向かっていかなくてはと思いますよね。相手以上にこっちが敵陣に乗り込んでいく勢いのある野球をしたいですよね」
佐藤羅天主将「負けないことが最大の目標になっているので、とにかく自分たちが積み上げてきたものが聖光学院の歩みだと思いますし、その魂を結集させて最後の最後まで泥臭く、聖光野球を貫きたいと思っています」
佐藤主将「夏絶対やり切るぞ!」
全員「しゃー!!」

聖光学院は17日、日大東北と対戦します。