投手陣はライバルの二枚看板

3連覇を目指す今年の聖光。2人のピッチャーの二枚看板で、夏を戦います。去年、夏の甲子園でも登板した高野結羽(ゆう)投手。マックス145キロのストレートに、スライダーやカットボールなどの変化球を織り交ぜて、相手を打ち取ります。

高野結羽投手「自分の課題はメンタル面だったので、毎日ブルペン入ったりトレーニングで追い込んだりしました。相手を見ずに自分のコンディションや気持ちを整理して初戦に臨みたいと思っています」

もう1人は、力強いストレートが持ち味の古宇田烈投手です。けがに泣いた時期もありましたが、仲間に支えられながら、筋力トレーニングに励み、1年で7キロ増量しました。

ライバルは、ともに夏を戦う高野投手です。

古宇田烈投手「(高野投手は)変化球がすばらしいし、自分には持っていないような球を持っているので尊敬している部分はあるけど、まっすぐに関しては自分も負けているつもりはないので良いライバル関係だと思う」

13日、聖光のグラウンドは、リラックスした雰囲気に包まれていました。しかし、これから始まるのは、甲子園を目指すチームにとって、欠かすことのできない大切な試合です。