津波の被害をシミュレーションできる防災アプリを使った避難訓練が宮崎県総合運動公園で行われました。

訓練には、宮崎県総合運動公園で活動している県相撲連盟所属の小中高生らおよそ20人が参加。

稽古中に最大震度7の南海トラフ巨大地震が発生し、大津波警報が発令されたとの想定で、相撲場からサンマリンスタジアム宮崎まで避難しました。

訓練には、防災の専門家2人も参加し、津波があと何分でくるのか、自分がいる場所は安全かなどを確認することができる防災アプリ「逃げトレ」を使って、避難行動を検証しました。

(参加者)「避難するときに高いところをあまり分かってなかったので、皆についていっただけなので、自分から分かっていないとと思いました」

(九州大学大学院人間環境学研究院・杉山高志 准教授)「アプリを使って複数の条件を変えながら訓練を繰り返すということが防災対策上非常に重要であると考えております」

訓練で参加者は自分の避難行動を見つめなおしていました。