「こんにちは 鷹ちゃんです」
48年ぶりに自力で五輪出場をつかんだバスケットボール男子日本代表は目標とするベスト8入りを目指す。NBAロサンゼルスレイカーズ所属の八村塁(26)、今季グリズリーズなどでプレーした渡邊雄太(29)らが名を連ねる史上最強メンバー12人で大黒柱となるのがアメリカ生まれの熱きサムライ、ジョシュ・ホーキンソン(29・Bリーグ サンロッカーズ渋谷)である。パリ五輪前、国内最後の強化試合となった7日の韓国戦では攻守に躍動し、チーム最多34得点をマークした。23年2月に日本国籍を取得し、日の丸を背負ってきた想いを聞いた。

取材は英語メインで行われたが自己紹介では「こんにちは 鷹ちゃんです」と、日本語で快く応じてくれた。
Hawkinsonの“Hawk”から和名を“鷹”大(たかひろ)に
Hawkinsonの“Hawk”から和名を鷹大(たかひろ)に決め、愛称・タカちゃんで親しまれているホーキンソン選手。2m8㎝の体格を活かした豪快なプレーに3ポイントも狙える攻撃に加え、ディフェンスも頼れるオールラウンダーとして、チームを支える。アメリカのシアトル出身。両親2人ともが(ヨーロッパの)プロのバスケット選手だったので自然に小さい頃からボールに触れる中でバスケットボールを始めた。大学卒業時にNBAプレーヤーの夢には届かなかったが、2017年に来日。異国の地、その才能が開花した。
ホーキンソン:
日本の人達の性格、自分自身の性格だったりもマッチするだろうなという所と日本の人達のバスケットに対する熱意、バスケットを好きな人が多いっていう所もありましたし、自分自身のプレースタイルもBリーグのバスケットのスタイルにきっとはまるんじゃないかなという所もあった。今、改めて日本に来て過ごしていく中で当時、日本に来る事を決められたのは凄い嬉しく思ってます。