1位「ラーメンの聖地」山形市 1万7593円/年
多種多様なラーメン文化が根付いている「冷たいラーメン発祥の地」山形市が第1位!
山形市には昔ながらの中華そば・辛みそラーメン・納豆ラーメン・冷やしラーメンなど、多種多様なラーメン店があります。
山形市は、2013年から1世帯あたりのラーメン消費額で8年連続日本一。
2021年に300円差で新潟市に首位の座を奪われましたが、その翌年再び日本一に返り咲きます。
その際、佐藤孝弘(さとうたかひろ)山形市長は「ラーメンの聖地、山形市」を宣言し、宣言日である2月8日を「山形市ラーメンの日」と制定しました。
山形市「#推しメンやまがた」で推し活!
ラーメン店を盛り上げるために立ち上げた、山形市が運営する「#推しメンやまがた」というポータルサイトがあります。
このサイトでは推しのラーメン店の名刺を作成することができます。
その名刺に付いているQRコードを読み込み店舗ページに行くことで、クーポンも使用できるそうです。
このような活動もラーメン消費の促進につながっているのではないでしょうか?

【ひるおび取材】山形県南陽市「日本初のラーメン課」
山形市だけでなく、山形県では県全体にラーメン文化が根づいています。
山形県南陽市では日本初のラーメン課が発足し、ラーメン文化を盛り上げています。
今回、そのラーメン課にお話を聞きました。
<ラーメン課って何?>
市内の学生を対象に「市外・県外の人々に教えてあげたい食べ物は?」というアンケートを実施。その結果「ラーメン」との回答が非常に多く上げられたことなどをきっかけに、2016年にラーメンを軸としたまちづくりとして、「南陽市役所ラーメン課P&Rプロジェクト」を発足させました。市内のラーメン店をめぐる「カードラリー」の実施や、「新横浜ラーメン博物館」とのコラボ企画など、広く積極的にラーメンをPRしています。
<ラーメン消費額が多い理由>
[1]そば屋にラーメン!
県内にはそば屋に中華そばがメニューとして入っているところも多く、県民にとってラーメンは身近な存在にあります。
[2]そばでおもてなし!
お客様がいらっしゃったときは「おもてなし」としてラーメンの出前を振る舞う風習があり、県民にとってのごちそうになっています。
[3]多様なラーメン!
県内は4つの地域にわかれており、最上地域は「とりもつラーメン」、庄内地域は魚介系スープの「酒田ラーメン」、村山地域は「冷たいラーメン」、置賜地域は「米沢ラーメン」が広く知られ人気があります。
南陽市では一般的に中太ちぢれ麺のさまざまなラーメンがあり、統一された味や定義はないけれど、百花繚乱のラーメンがある街でいろんな店を楽しむことができ、どれもおいしい一品となっています。